関節リウマチの治療費メモ

関節リウマチ、日本の患者数は、約31.7万人厚生労働省:平成17年患者調査の概況
70万人説リウマチ・アレルギー対策委員会報告書も。
リウマチの治療に用いる薬剤は、非生物学的製剤と、生物学的製剤の2つに大別。生物学的製剤は一般に分子標的薬とよばれるもので治療効果は高い。しかしながら、どちらを用いても完治はしない。
非生物学的製剤の第一選択薬は、メトトレキサート、これは一日当たりの薬価は898.50円。サラゾスルファピリジンであれば一日68.4円。
抗リウマチ薬の薬剤費、バイオでは標準的用法で1日3000〜5000円:日経メディカル オンライン
一方、生物学的製剤は最も安価なトシリズマブが3146円、ゴリムマブでは5078円
リュウマチの発症年齢は30台から40台。平均寿命まで生きたとすると、大体40年間薬を飲み続けることになる。
最も安価なサラゾスルファピリジンであると、40年間で約100万円が薬剤費。ゴリムマブの場合は、7414万円。全患者数を70万人とすると、サラゾスルファピリジンの場合で174.8億円。ゴリムマブなら1兆2974億円かかる。
平成23年の医療費の総額は37.8兆円http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL02020101.do?method=xlsDownload&fileId=000005952818&releaseCount=1 。もし、リウマチの罹患者がゴリムマブを選択すると、全医療費の3.4%が使われることになる。国民一人当たりにすれば、1.3万円。